今までの切子といえば
外に色を被せて
カットを施す。
そのカットで様々な模様を
入れてカットの細やかさや
カットをすることで屈折した光で
美しさを出すというものでした。
以前薩摩切子の工房で勤めていた時に
カット面の映り込みが活かせるような
カットが綺麗だと思っていまして。。。
そして、独立してから
どこかの催事場で
白薩摩をされている方に
『うーん…もう少し工夫しないとね。』
『ごめんなさいね。』と
言われたことがあって。。。
ずーっと引っかかっていたのです。
そして最近
引き出物にと
色着きのグラスを頼まれて
作っていた時に…
遂に、以前からの
心に引っかかっていたトゲの
ようなものが取れたような
感じが!
このうっすらと色の着いたグラスに
カットは複雑じゃなくて
カットはシンプルだけど
カット面が大きく出るように
カットしたら、色が映り込みが活かせる!
のではないか!
試作を重ねているところです!
色々なお仕事をさせていただいて
色々なお話しを聞いて
その点と点が線になって…
ありがたいことに
こうして、新しいことにも挑戦できて
このようなご時世で
体験のお客様が減ってしまい
収入は大変なのだけれど
こっぷ屋は
楽しく仕事しております。
あ!
体験にも
お越し下さいね〜
0コメント